種別・分類 | とる・つくる・運ぶ(生産・運搬用具) |
アイヌ語名 | ハラキカ・ハラキカサイェプ harki-ka、harkika-saye-p |
和名 | しな縄・縄巻き台,台・幅581 高225 巻き幅348 縄・長2310 |
サイズ(mm) | 縄ない/木製台/樹皮縄 |
材料・材質 | 二谷善之助か島井金三郎 |
製作者 | 1972/昭和47年か |
収集(製作)時期 | 二風谷 |
収集(製作)地域 | 「ハラキカを巻きとって束ねるものがハラキカサイェプで、これに三十回巻いたものを一束(約二十二メートル)とします。(文献1-P40)」▼ |
説明1(使用場所・方法) | 「これは厚さ約十センチ、幅が十五センチくらいある板を五十センチくらいの長さに切り、その両側に直径ニセンチくらいの穴を開け、そこに二本の棒を立てたものです。穴と穴の間隔は大人(男の人)の手の親指と人差し指を軽く開いて二つ半(約三十六センチ)で、一本の棒は板に固定し、他の一本は差しこんだり抜いたりすることができるようにしておきます。縄を巻くときは、二本の棒の間に両端をV字状に削りとった板をはさみ、棒と棒の間隔が縮まるのを防ぎます。その棒に三十回縄を巻いて棒のすぐ内側の二か所をしばり、間にはさんだ板をはずして、一本の棒を抜きとっては一束ずつ縄を束ねていくのです。(文献1-P49)」▼ |
説明2(製作方法) | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
博物館資料No. | NAH-M-19910686 |
収蔵場所 | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
文化財指定 | 国指定重要有形民俗文化財 |