種別・分類 | とる・つくる・運ぶ(生産・運搬用具) |
アイヌ語名 | アッサプ assa-p |
和名 | 櫂(舟具) |
サイズ(mm) | 長1300 最大幅165 厚29 |
材料・材質 | 木製 |
製作者 | 不明、萱野茂か |
収集(製作)時期 | 1953~1954/昭和28~29年 |
収集(製作)地域 | 二風谷 |
説明1(使用場所・方法) | 「丸木舟で川を渡るとき、川が深く棹が川底にとどかないようなところは、この櫂を使ってこぎ渡ります。(文献1-P145)」▼ |
説明2(製作方法) | 作者は不明。しかし、沙流川で船をあげる時などに、不要になったのがわかり、かついできておいたものであろう。大きさなど、二風谷の、船の櫂のおアッサプの材料はナラの木。手本となっている。▼「ならの木を柾目に割って、厚さ二センチ、幅二十センチくらいの板をつくります。柄は水かきの中心線よりやや片側へ寄せて作ってあります。こうしておくと、櫂の柄を軽く握ったとき水かきの左右の広さが異なるので、広い方がひとりでに下へさがって水かきが立ち、暗い夜でもさっとこぎ出せるのです。(文献1-P145)」▼「ナラの木(文献2-P126)」▼ |
博物館資料No. | NAH-M-19910459 |
収蔵場所 | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
文化財指定 | 国指定重要有形民俗文化財 |