種別・分類 | とる・つくる・運ぶ(生産・運搬用具) |
アイヌ語名 | イカヨプ ikayop |
和名 | 矢筒(狩猟用具) |
サイズ(mm) | 長618 幅81 厚52 |
材料・材質 | 弓矢猟/樹皮・木製,貝沢清太郎 |
製作者 | 1972/昭和47年頃 |
収集(製作)時期 | 二風谷 |
収集(製作)地域 | 狩りをしに行く時、カレピンキに矢をたくさん入れて持っていく。狩りをする時にはイカヨプを背負って歩く。イカヨプには、矢が10本ほど入る。 |
説明1(使用場所・方法) | タラ付き。▼「ときには木を削って丈夫な木製の矢筒を作ることもありました。軽くて削りやすいほおの木をよく使います。直径約十五センチ、長さ五十五センチくらいの木を二つ割りにして、矢が十~二十本くらい入る大きさに中をくりぬきます。次に、両側面が適当な厚さになるように外側を削り、干した鮭の皮を歯でかんでにかわ代わりに用いて張り合わせます。それから前後二か所に桜の木の皮を巻きつけ、少し強めの火にかざすと、ぎりっぎりっと締まります。それにふたを作ってかぶせ、中央の幅の広いところに上下各二か所、下げ紐をゆわえつける穴を開けます。表の方には丁寧に彫刻をほどこし、猟に持ち歩きました。(文献1-P158)」▼「ホウ、サクラ樹皮、シナ樹皮(文献2-P121)」▼ |
説明2(製作方法) | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
博物館資料No. | NAH-M-19910038 |
収蔵場所 | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
文化財指定 | 国指定重要有形民俗文化財 |