種別・分類 | 着る・装う(衣服・装身具等) |
アイヌ語名 | チカミコテ cikami-kote |
和名 | 手甲 |
サイズ(mm) | 縦210 横134 |
材料・材質 | 木綿 |
製作者 | 貝沢こきん |
収集(製作)時期 | 1965~/昭和40年代 |
収集(製作)地域 | 二風谷 |
説明1(使用場所・方法) | 手のひらまで覆われている手甲。▼萱野茂は彫り物をする時に、手首が冷たいので、妻れい子に綿入れの手甲を作ってもらい、使っていたこともあった。▼「テクンペというのは「テク=手、ウン=入る、ペ=もの」がなまって、テクンペとなったもので、手袋の四本指のつけ根と親指の先を切りとったような形の作業用と、手甲形で美しく刺しゅうしたおしゃれ用とがありました。いずれも手を入れてから手首を紐でしめます。昔、娘が年ごろになり意中の男性ができると、この手甲に美しい刺しゅうをして贈りました。それは、女性から男性への求愛のしるしなのです。(文献1-P69)」▼ |
説明2(製作方法) | 黒地に刺し子。手首に巻く紐付き。(所見:生田目)▼「もめん、さらし(文献2-P85)」 |
博物館資料No. | NAH-M-19910635 |
収蔵場所 | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
文化財指定 | 国指定重要有形民俗文化財 |