種別・分類 | 着る・装う(衣服・装身具等) |
アイヌ語名 | マンタリ mantari |
和名 | 前掛け |
サイズ(mm) | 縦645 横375 |
材料・材質 | 樹皮製/女 |
製作者 | 貝沢はぎ |
収集(製作)時期 | 1972/昭和47年 |
収集(製作)地域 | 二風谷 |
説明1(使用場所・方法) | 「アイヌの婦人たちは晴れ着のときをのぞいて、ふだんはいつも前掛けをしていました。しかしそれは仕事や家事をするとき、着物を汚さないためというよりは、むしろ着物の前がはだけて肌着が見えるのを隠すためでした。アイヌの着物には、和服のようにおくみがついていなかったので、立ったり坐ったりするときに着物の前がはだけやすいのです。それで必ずといってよいほどアイヌ婦人は前掛けを身につけていたのです。(文献1-P66)」▼ |
説明2(製作方法) | 材質はニペシ、シナ。糸は木綿糸。昔の反物一反から、着物を一枚作るとだいたい前掛け一枚分か枕一つ分残るほどであった。その余りぎれで前掛けを作ったという。▼「アッシ織り、もめん(文献2-P92)」▼「前掛けにも思い思いの美しい刺しゅうをほどこしてありました。(文献1-P66)」▼ |
博物館資料No. | NAH-M-19910653 |
収蔵場所 | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
文化財指定 | 国指定重要有形民俗文化財 |