種別・分類 | 祈る・祝う(祭祀・儀礼用具) |
アイヌ語名 | ヘペレオイペプ heper-o-ipe-p |
和名 | 子熊の餌入れ(熊送り) |
サイズ(mm) | 長880 幅150 高140 |
材料・材質 | 根曲がり竹。 |
製作者 | 萱野茂、貝沢守幸 |
収集(製作)時期 | 1977/昭和52年 |
収集(製作)地域 | |
説明1(使用場所・方法) | 「おりに入れて飼うときに使う餌入れをへペレオイペプといいます。これは「子熊がそれで食事をする器」という意味です。(文献1-P169)」▼ |
説明2(製作方法) | 材質はエンジュ。▼「作り方は、材料を必要な長さだけ切ってとり、皮をはぎます。それから底になる部分を平らに削り、次に丸太のすきまからこれを差しいれて餌をやるときに餌入れがおりの中へ引きこまれないように、柄の側を器の部分より五~六センチ高く残して餌を入れる部分をくりぬきます。後は餌を入れて持ち運びしやすいように、柄の部分を細くして握り手をつけます。(文献1-P169)」▼「シコロノキ(文献2-P122)」▼ |
博物館資料No. | NAH-M-19910082 |
収蔵場所 | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
文化財指定 | 国指定重要有形民俗文化財 |