種別・分類 | 祈る・祝う(祭祀・儀礼用具) |
アイヌ語名 | サカエカスプ sakae-kasup |
和名 | 酒粥杓子 |
サイズ(mm) | 長772 幅182 高66 |
材料・材質 | 柄・鞘(くるみ)・刃なし。1972年頃・二風谷・貝沢福次作。 |
製作者 | 貝沢福一 |
収集(製作)時期 | 未確認 |
収集(製作)地域 | 二風谷 |
説明1(使用場所・方法) | 「家の外にケトウンニ(三脚)を組んで三つ耳つきの大鍋で大量のサカエ(酒を造る粥)を炊きます。できあがったサカエをこのサカエナムテプに移し、サカエカスプ(酒粥をさます杓子)でかきまぜながら、冬であれば人肌くらい、夏ならば人肌よりやや低い温度になるまで、ゆっくりゆっくり冷まします。(文献1-P234)」▼ |
説明2(製作方法) | 材質はホウの木。▼「サカエカスプはプシニ(ほお)の木で作ります。カスプニ(えりまき)の木は細いので、このような大型のカスプ(杓子)を作ることができないものです。(文献1-P235)」▼「ホウノキ(文献2-P97)」 |
博物館資料No. | NAH-M-19910132 |
収蔵場所 | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
文化財指定 | 国指定重要有形民俗文化財 |