種別・分類 | 食べる(食器等) |
アイヌ語名 | メノコイタ menoko-ita |
和名 | まな板 |
サイズ(mm) | 長825 幅334 高125 |
材料・材質 | 木製/彫刻あり |
製作者 | 貝沢貢男、萱野茂 |
収集(製作)時期 | 1972/昭和47年 |
収集(製作)地域 | |
説明1(使用場所・方法) | たまたま側にあったので、まな板として鹿や熊の肉を乗せるのに使用した。▼「かつらの木で作った、まな板と鉢とお皿ないしお盆の性格をかね合わせて持つ道具がメノコイタです。左側はまな板として使い、右側に切った物を入れます。まな板といっても骨つきの肉を切ったりするような荒い使い方はイタタニにまかせ、山菜類を刻むなどこちらはもう少しこまかな使い方をします。これの小型のものは供応盆として用いられます。お客が来たとき魚のくん製やゆで肉などを盛り、刃物を添えて出します。お客は好きなだけ自由にそれらを切って食べることができるのです。(文献1-P216)」▼ |
説明2(製作方法) | 材質はカツラ。萱野の世代での、メノコイタ製作の初期のものである。昔のメノコイタはこんなに厚くはないが、大切に使用するためには、丈夫にする必要があると思い厚くした。古いものにある筋彫りを施し、調度よく模様を配置して彫っている。 |
博物館資料No. | NAH-M-19910244 |
収蔵場所 | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
文化財指定 | 国指定重要有形民俗文化財 |