種別・分類 | 食べる(食器等) |
アイヌ語名 | トッタ totta |
和名 | かます(貯蔵用具) |
サイズ(mm) | 縦830 径680 紐6250 |
材料・材質 | 樹皮製/貯蔵用 |
製作者 | 萱野れい子 |
収集(製作)時期 | 1971/昭和46年頃 |
収集(製作)地域 | 二風谷 |
説明1(使用場所・方法) | 「そして最後が完全に貯蔵用のトッタ(かます)です。これは三石五斗(六百三十リットル)も入れられる超特大の袋です。(文献1-P128)」▼「天日で数日間干したひえやあわの穂は、穂のままでこのトッタというしなの皮で編んだ特大のかますに入れて、プ(足高倉)に貯蔵しました。現在ではトッタを使用したり、また現物を実際に見たことのある人は八十歳以上の老人くらいです。(文献1-P206)」▼「また、穀類の他に、春から夏にかけて収獲した山菜をよく乾燥させてトッタに入れ、冬期間の保存食用として貯蔵しました。トッタは通気性があるため、中のものを蒸らさずに貯蔵できます。(文献1-P206)」▼ |
説明2(製作方法) | サラニプを編むことができれば、底から編む縦糸を増やし、周囲の横糸の長さを5~6割増しにして、トッタも作ることができる。▼「シナノキの樹皮(文献2-P123)」▼ |
博物館資料No. | NAH-M-19910450 |
収蔵場所 | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
文化財指定 | 国指定重要有形民俗文化財 |