種別・分類 | 住まう(住居・家具等) |
アイヌ語名 | ムンヌウェプ mun-nuweーp |
和名 | ほうき |
サイズ(mm) | 柄・長515 横幅385 縦幅.348 |
材料・材質 | 蔓皮製 |
製作者 | 萱野茂 |
収集(製作)時期 | 1972/昭和47年頃 |
収集(製作)地域 | 日高管内か |
説明1(使用場所・方法) | 「昔ふうに土の上に丸太を並べその上にかや束を敷きつめた上に簀を敷き、さらにトマを敷いた床の上を、このムンヌウェプというぶどうづるの皮のほうきで掃除をしていたのは、貝尺とろしのさんが子供のころ、つまり明治三十年代までのことで、現在はその作り方を知っている人もほとんどいません。(文献1-P115)」▼▼ |
説明2(製作方法) | 材質は、柄と挟んであるものはアカダモ。掃く部分はブドウヅルの皮。▼「ブドウヅルの皮、木の枝、汁樹皮紅(文献2-P112)」▼「雨あがりの木の皮が湿っていてはぎやすい日に山に行き、あまり太くないぶどうづるの皮をはいできて、それを細く裂いて六十センチぐらいの長さに切りそろえます。それを二、三枚ずつ重ねて半分に折り曲げ、くの字型に曲がった棒を通して両側から薄く削った棒を当ててはさみます。その棒をしなの木の皮で作った細い紐でからめて結びつけるのです。(文献1-P116)」▼ |
博物館資料No. | NAH-M-19910570 |
収蔵場所 | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
文化財指定 | 国指定重要有形民俗文化財 |