種別・分類 | その他(その他) |
アイヌ語名 | カパラペシントコ kapar-pe-sintoko |
和名 | 薄手の行器(ほかい)(宝物) |
サイズ(mm) | 高487 最大幅355 |
材料・材質 | 宝壇に飾る |
製作者 | 不明 |
収集(製作)時期 | 1955~/昭和30年代 |
収集(製作)地域 | 二風谷 |
説明1(使用場所・方法) | 実用ではなく、宝壇に飾っておくためのもの。▼「アイヌの風習として、シントコを並べるとき、良い物ほど人目につきやすい入口近くに置くものです。(文献1-P119)」▼「酒を醸し、飲むという風習がいつごろ伝えられたのかははっきりしません。酒を飲むときに使う器類はシントコなどと同じように日本本土から交易などによってもたらされた昔の漆器ですが、酒を造って飲むことはすっかり神まつりや祝いごとの儀式に組みこまれていて、トゥキパスイ(捧酒箸)のように、独自のものを生みだしています。(文献1-P234)」 |
説明2(製作方法) | 産地:ほぼ京都であろう。▼年代:古い。江戸前期か、江戸時代より前か。▼塗り:内・本格的な梨地塗。外・消し蒔絵。胴部の線は錆びき。▼木地:曲げ物。▼八角形。黒地に金で唐草、植物、紋。(所見:生田目) |
博物館資料No. | NAH-M-19910388 |
収蔵場所 | 平取町立二風谷アイヌ文化博物館 |
文化財指定 | 国指定重要有形民俗文化財 |